歩くこと

現代人は非常に歩かない。かく言う院長かんざきも歩かなくなってしまった。自動車という文明の利器を使ってしまう。
 歩くことは人間の根源なのです。歩くことによって身体の様々な不調が取れた、と言う報告は数多くあります。特に熊本にある構造医学研究所の吉田勧持先生が歩行研究の第1人者であり、非常に多くのことを教えて貰える。
 歩くことを現在医学界では見直しが進んでいます。と言うのも生活習慣病(最近ではメタボリックシンドロームと英語に変えただけなのですが、流行語にまでなってしまっている)を改善した、重度の生活習慣病が治った、などの報告事例や医師自身による実体験が報告され、政府も医師会も歯科医師会も推奨しています。
 だけど、歩くことと走ることでは全く違います。足の使い方や身体の動き、重力の懸かり方など違いが多すぎます。自転車も然り。運動は体に悪いのです。しかし、体に悪いけど、余暇として楽しい!これは心に良いのです。
 人が疾病や病気になるときは身体が壊れてなる時、心が壊れてなる時があります。身体が壊れた場合は大体はケガの範疇になります。心が壊れた場合、重度の病気になることが多いようです。あくまでも院長かんざきの実感ですが。
 さて、皆さんは心が壊れたら鬱病を思い出すやもしれません。しかし、ストレスによって様々な病気が引き起こされることも現在解明されつつあります。ガンやアレルギーはそう言ったストレスによるモノ、加齢によるモノなどがあり、心と密接に関連している報告もかなりあります。ですから、余暇として心を和ませるために、運動をするのは大賛成です。しかし、健康!と考えてやるのは反対です。
 健康を考えて運動をするのであれば歩くことが一番です!(今は随分廃れましたがデューク更家の様な歩行はあれじゃ身体を壊しますよ)

この記事へのコメント